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製茶工場に潜入! おいしい和紅茶が生まれるまでの工程を教えます

2025.11.01

 
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大量の茶葉の画像を背景に緑の帯に縦書きの白文字が入った画像

日本茶と同じ茶葉からつくられる和紅茶。ではどうやって製茶されるのか、そのつくり方を知るために宇治田原町の製茶工場を訪ねました。そこには大きな専用の機械が! 摘んだ茶葉を萎凋、揉捻、発酵、乾燥と加工していきます。おいしい和紅茶ができるまでの工程をご紹介します!

目次

1.掃除機みたい?不思議な機械で【揉捻】

掃除機のような丸い機械の後ろからtanちゃんが覗いている画像

煎茶や玉露と同じお茶の葉からつくられるのが、国産の紅茶「和紅茶」です。その工程はさまざまで、まず茶畑から摘んできたお茶の葉を「萎凋(いちょう)」させます。水分を適度に蒸発させてしんなりとさせる工程です。これによって和紅茶の特長である花や果実のような豊かな香りが生まれるのです。

そして次に「揉捻(じゅうねん)」という、茶葉を揉む作業です。しっかりと揉み込むことで茶葉を空気に触れさせます。このときに使うのが「揉捻機」という機械です。大きなブラシが付いている掃除機のような機械をぐるぐると回すことで茶葉を丁寧に揉み込むことができるのです。

2.大きな丸い機械に茶葉をいれる!【発酵】&【乾燥】

男性が大きな黒の丸い機械に茶葉を入れている隣で機械を指差すtanちゃんの画像

続いて「発酵」させます。この発酵の工程が緑茶と和紅茶の大きな違いです。緑茶は発酵させないのに対して、和紅茶は発酵させたお茶なのです。温度や湿度を管理した発酵室で約2時間ほどかけて、じっくりと発酵をうながします。

そして「乾燥」の工程に進みます。ドラム型の大きな中揉機に発酵した茶葉を入れて乾燥させることで、過度な発酵を止め、水分をとばします。乾燥することによって、香ばしい香りが製茶工場の中いっぱいに広がります。

3.余分なものがないかチェック!【篩い分け】

四角い機械の中にある茶葉を手で触ってチェックしている男性の肩にtanちゃんが乗っている画像

最後に乾燥し終えた茶葉を広げて放熱させます。こうしてでき上がったのが和紅茶の荒茶(あらちゃ)です。このままでは形が不揃いなので、整形したり茎や芽などを選別する篩い分け(ふるいわけ)でチェックを行なって、いよいよ完成です。

4.職人が手間ひまかけて、おいしい和紅茶ができる!

手のひらに茶葉が乗っていてtanちゃんがその茶葉を手のひらの端に掴まる形で見ている画像

こうして職人の手によってさまざまな工程を経ることで、おいしい和紅茶はつくられるのです。緑茶のふるさと・宇治田原町には古くから日本茶づくりの高い技術が受け継がれています。この職人技を活かして、丁寧に手間ひまかけてつくられた和紅茶は、香り高く豊かな風味とやさしい味わいに仕上がるのです。

5.まとめ

日本茶と同じ茶葉から生まれる和紅茶。その工程は、まず摘んできた茶葉を「萎凋」でしんなりとさせ、次に掃除機のような揉捻機で「揉捻」してしっかり揉み込みます。次に「発酵」させます。この発酵が緑茶と和紅茶の大きな違いです。そして「乾燥」させて篩い分けを行なえば、おいしい和紅茶の完成です。人の手で丁寧につくられたおいしい和紅茶ができるまでをご紹介しました。


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