香ばしさを楽しめる玄米茶とはどんなお茶?

炒った玄米の香ばしさとさっぱりとした味わいが人気の玄米茶。日本茶の中でも比較的安価で、生活習慣病の予防やダイエット効果のほかに、ストレスや疲れを和らげるリラックス効果が高いお茶として知られています。カフェイン量が少なめの玄米茶は、小さなお子さんや妊婦さんにもおすすめのお茶です。
玄米茶とは
玄米茶は、煎茶の下級品や、番茶など、比較的廉価な茶葉に、炒った玄米などの穀物をブレンドしたものが多く、穀物の香ばしさが特徴のお茶です。また、茶屋のこだわりとして、、抹茶や玉露、高級な煎茶をブレンドしたものもあり、それぞれ違った味と香りを楽しむことができます。後味もさっぱりとしていることから、食後に飲むお茶としても人気があります。
玄米茶の香り
玄米茶といえば、玄米の香ばしい香りが特徴です。この香りをより引き立たせるには、できるだけ高温のお湯を使ってお茶を淹れるのがコツとなります。高級なお茶は、一度冷ましたお湯を使ってじっくりと淹れるのが良いとされていますが、玄米茶の場合はポットで沸かしたお湯(95度以上)を直接急須に入れて香りを出します。浸出時間は、30秒~50秒ほどが適切です。また、浸出時間を長くすれば、入り米から浸出するトロリとした口あたりと、お茶によって嫌みなくスッと消える後口が楽しめます。
玄米茶の成分
玄米などの穀物とブレンドするため、玄米茶に使われる茶葉の量は、緑茶半分程度と少ないため、カフェインの量も少なくなります。小さなお子様や妊婦の方、胃腸の弱い方でも安心して飲むことができるお茶です。
また、一杯の玄米茶から、玄米と茶葉、両方に含まれる成分を摂取することができるのも嬉しいポイントです。
健康と美容に嬉しい成分をたっぷり含んだ玄米茶は、口当たりも良く、幅広い世代におすすめのお茶です。同じ玄米茶でも、使用する玄米や茶葉の比率が異なるものなど様々な種類があります。より香りを楽しみたい場合は餅米玄米、緑茶の風味が好みの場合は抹茶をブレンドするなど、好みや気分に応じて選んでみるのも良いですね。
宇治田原製茶場でも玄米茶を取り扱っております。ぜひご覧ください。