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ひさし

生まれも育ちも京都宇治田原町。趣味は読書です。文章を書くことが好きなので、日々感じたことを書き留めています。犬を飼っているので、毎日散歩するのが日課となっています。長年お茶屋に勤めているので、お茶に関することはお任せください。

初夏の陽射しが眩しい季節を迎えました。もうすぐ、宇治田原の里では新茶の摘み採りの時季を迎えます。

新茶は、その年に芽吹いた新芽を摘み採り製茶したもの。去年の摘み取りから、夏を過ぎ、秋を越え、冬の寒さを耐え、ようやく迎えた春。茶農家が丹精を込め茶園の世話をして茶の木に蓄えた滋養や風味が茶葉いっぱいに詰まっているのです。だからこそ、春から初夏にかけてのこの茶摘みの時季がお茶に携わる茶農家や茶商にとっては一年で最も忙しく、うれしい季節なのです。毎日、摘み取られてきた初々しい新芽を蒸し上げ、揉んでお茶に仕上げる。昔から続く、この時季ならではのお茶の里の風景にあちこちにある茶工場は熱気とお茶の香りに溢れています。

お茶には130種を超える品種があります。味わい深い品種、淹れた時の色がきれいな品種、香りの際立つ品種。様々な個性を持つお茶の品種の中で、宇治田原製茶場が、この新茶の時にご予約限定でお届けするのが「新茶特別限定『おくゆたか種』」。普通、新茶は7日間ほどをかけて摘み採られるのですがこの『おくゆたか種』は、わずか2日で茶摘みを終えた茶葉で作られています。やわらかい新芽は固くなりやすく、これ以上の時間かけてしまうと、いっきに旨みも香りも失ってしまうのです。それだけに茶農家は細心の注意を払い、「今、この日、この瞬間」の摘み取りの時期を見極めに収穫をします。強い旨みとコクのあるまろやかな味わいが閉じ込められた茶葉。新茶らしい新鮮な香りと爽やかな後口。摘み取りに繊細な心づかいと経験に裏打ちされた技術が必要なだけに、『おくゆたか種』の個性が息づきます。市場には中々出回らない、“玄人好み”のお茶とされているのにも理由があるのです。

新茶の季節の中でも、さらに“旬の瞬間”を見極めて製茶しました。新茶特別限定『おくゆたか種』」を、ぜひご賞味ください。

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