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桜茶と桜緑茶の違いって何?春に飲みたい香り高い桜のお茶の選び方

2024.03.01

 
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桜柄の茶器の画像

春になると飲みたくなる香り高い桜のお茶。桜茶や桜緑茶、桜フレーバーのお茶など、さまざまな種類の桜のお茶がありますが、香料が苦手な方もいるでしょう。桜茶と桜の緑茶の違いを理解すれば、あなた好みの桜のお茶に出会えます!

目次

1.塩漬けした桜の花びら。お祝いごとに使う桜茶とは?

塩漬けした桜を浮かぶ桜茶の画像

「桜のお茶」と聞くと「桜茶」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? 桜茶は別名「桜湯」とも呼ばれ、塩漬けの桜の花びらにお湯を注いだ飲み物です。一口飲むと、ほんのりとした桜の香りとほのかな塩味が広がります。

桜茶は、江戸時代頃から、お見合いや結納、婚礼といった祝いの席で出されるようになったといわれています。透明な湯の中で花が開く姿を満開の桜に見立てた、未来への希望を感じさせる縁起のよい飲み物として親しまれています。

2.桜の香りとお茶のおいしさをいいとこ取り!桜緑茶とは?

緑茶と桜の葉と花をブレンドした桜緑茶の画像

「桜の緑茶」は、緑茶と桜の葉と花を合せた春だけに楽しめる普段使いのブレンド茶です。春を代表する和菓子・桜餅を包む桜葉の甘い香りを、お茶でも楽しんでほしいと、宇治田原製茶場が独自に開発しました。

ベースとなるのは、濃厚な旨みを持つ深蒸し煎茶。清涼感のある風味を持つ茎茶を少量加えることで、桜の風味が最大限に引き立つようにしています。そこへ、蜜漬けにした桜葉と色鮮やかな桜花をブレンドすることで、まるで桜餅を食べているかのような風味を楽しむことができる緑茶です。香料不使用なのに甘く香り立つ、春に心ときめくような味わいが人気です。

桜葉緑茶 1,188円(税込)

3.おいしさで選ぶなら、桜の葉と花が入った桜の緑茶がおすすめ!

塩漬けした桜の花を使った「桜茶」や桜の香料を使った桜フレーバーのお茶など、春になるとさまざまな「桜のお茶」が登場します。人工的な香りが苦手な方も、おいしさで選ぶなら、断然「桜の緑茶」です。

香料を使わずに桜の香りを感じられるよう、香り成分「クマリン」を多く含む「大島桜」という品種の葉を使っています。また、塩漬けした桜葉は緑茶との相性が悪いことから、特別に桜葉を「蜜漬け」しているのもおいしさの秘密です。

❶桜の緑茶が生まれるまで

そんな桜の緑茶の製造工程をご紹介します。

樽の中の茶葉の画像

一枚一枚手摘みした桜葉をお湯で殺菌し、脱水したら樽の中に入れます。

茶葉に上白糖を混ぜ込んでいる所の画像

桜葉の全体に上白糖が行き渡るように丁寧に混ぜ、香りを出すためにしっかり熟成させます。葉の軸の部分にも桜の香りが多く含まれるのであえて取り除かず、軸ごと使います。

茶葉を乾燥している所の画像

熟成し終えたら、桜の香りが飛ばないよう細心の注意を払い、2~3日かけて、80度の熱風でじっくり丁寧に乾燥させます。

桜花の画像

次に桜花です。国産100%にこだわった桜花は、鮮やかなピンク色を保つため、摘み取ったらすぐに熱風で乾燥させていきます。

蜜漬けの桜葉、桜花、緑茶の画像

蜜漬けの桜葉、桜花、緑茶(深蒸し茶・茎茶)をそれぞれの素材のよさが際立つよう、絶妙のバランスでブレンドして完成です。

❷桜の緑茶のおいしい淹れ方

茶葉を急須に入れている所の画像

「桜の緑茶」のブレンド茶葉6~8g(一杯分)を急須に入れる。

お湯を注いでいる所の画像

お湯150ccを注いで、急須に蓋をして45秒程蒸らす。

湯呑みに注いでいる所の画像

湯呑にお茶を注ぐ。最後の一滴までしっかり注ぎきる。

❸お菓子と一緒でもおいしい!

緑茶と桜餅の画像

桜の緑茶の茶葉にお湯を注ぐと、春を感じさせる甘い香りがふわりと立ち上ります。桜の香りとお茶の旨みが絡み合う風味は、まるで桜餅を食べているかのような充実感があります。

そのままでも十分においしいですが、和菓子、特に桜餅を一緒に食べると、その風味は倍増します。桜餅の餡の甘さに深蒸し茶の旨みがすっと重なり、心地よくからだに沁み渡っていきます。桜の香りの後に茎茶ならではのさわやかな余韻が残り、二煎目、三煎目と飲みたくなる魅力があるのです。

4.まとめ

一言で「桜のお茶」といっても、縁起物の「桜茶」や桜の葉や花をブレンドした桜の緑茶では、味わいも用途も全く異なります。そして、深蒸し茶と茎茶、蜜漬けにした桜葉と鮮やかな桜花、こだわりの素材をそれぞれのよさが引き立つように絶妙なバランスでブレンドした「桜の緑茶」は、市販の桜茶や桜フレーバーのお茶とは一線を画すおいしさです。そのおいしさの秘密は、こだわりの素材や製造工程にありました。

心ときめく春の雰囲気をたっぷり味わいつくすなら、ぜひ香料不使用で素材や製法にこだわった桜の緑茶を楽しんでみてください。


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