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お茶は何煎目までおいしく飲めるの?失敗しらずの淹れ方伝授!
2023.10.01
「自分でお茶を淹れると毎回味が違っておいしくない」「日本茶は何煎目まで飲めるのかわからない」という悩みを抱える方も多いはず!
そこで日常のお茶・煎茶を誰でもおいしく淹れられる失敗知らずの方法をご紹介。また、一煎、二煎と何回まで飲めるのか実践してみました!
目次
1.おいしいお茶を淹れるのに大切な3つのこと
おいしいお茶を淹れるのに大切なことは3つ。❶茶葉の量、❷お湯の量と温度、❸蒸らし時間。今回は一般的によく飲まれている「煎茶」の淹れ方を例にして詳しくご紹介します。
❶茶葉の量
煎茶の場合、おいしいお茶を淹れるための茶葉の量は約8gがおすすめです。
専用の茶さじを使えば簡単に計れますが、もし持っていなくても、一般的なティースプーン1杯が2〜3gなので約4杯程度入れるとよいでしょう。
❷お湯の量と温度
煎茶を淹れる際のお湯の量は約150ccで、お湯の温度は約80度にするとよいでしょう。
お湯の温度を冷ますのに使う道具が湯冷まし。ですが実は、湯冷ましがなくても、お湯を湯呑から湯呑へと移し替えるごとに、約10度ずつお湯の温度が下がっていくのです。注ぐ湯呑も温められます。沸騰させたお湯を2回ほど移し替えれば適温になるので、ぜひお試しください。
❸蒸らし時間
煎茶の蒸らし時間は約45秒です。
茶葉を入れた急須にお湯を注いだあと、約45秒待てば、おいしいお茶を淹れることができます。1分にも満たない短い時間ですが、このひと手間が、おいしさの秘訣です。
2.温度と時間で味が変わる!
お茶を淹れる際のお湯の温度と蒸らし時間を変えることで、お茶の味を変えることができます。
香り高く爽やかな味にしたいときは、お湯の温度を約90度、蒸らし時間を約30秒にしてください。高温でサッと抽出することで、さっぱりとした風味を楽しむことができます。
旨み豊かでまろやかな味にしたいときは、お湯の温度を約60度、蒸らし時間を約90〜120秒に。低温でじっくり抽出したお茶は旨みたっぷりになります。
ぜひいろいろな淹れ方を試して、ご自身の好きな味を探してみてください。
3.最後の一滴まで注げば2煎目もおいしい!
急須からお茶を注ぐときは、必ず最後の一滴まで注ぎ切りましょう。そうすることで2煎目もおいしく淹れることができます。
なぜなら、茶葉はお湯に浸かっている間、抽出され続けます。そのため、しっかり注ぎ切ることで、1煎目では抽出された旨みが楽しめ、2煎目以降も風味豊かに味わうことができます。
加えて重要なのが、1煎目を淹れてから2煎目を淹れるまでの間です。1煎目をしっかり注ぎ切っても、急須の蓋を閉じたままにしておくと、中で茶葉が蒸れてしまいます。すると成分が抽出され続け、2煎目を淹れるとき、苦味が強く出てしまうのです。それを防ぐために、お茶を注ぎ切ったあとは蓋を少しずらしておきましょう。
4.何煎目まで?2〜3煎目までが味や香りを楽しめる
急須でお茶を淹れるとき、同じ茶葉をくり返し使うこともあるでしょう。煎茶の場合、味や香りを楽しむには、2〜3煎目までをおすすめします。
2〜3煎目をおいしく飲むためのポイントは、1煎目と淹れ方を変えることです。2煎目からは、1煎目よりもお湯の温度を高くすると、カテキンの抽出量が増えてさっぱりとした味わいになります。また、1煎目を淹れた際にすでに茶葉が開いているので、2〜3煎目は蒸らし時間もほとんど必要ありません。お湯を入れてすぐに湯呑に注いでも、お茶の風味が充分に出ます。
また、実際のところ、お茶は何煎目まで淹れられるのか気になりますよね。 実際に煎茶を1煎目、2煎目……と飲み比べてみると、どんどん旨みが薄くなり、4煎目からは味も香りも大きく落ちます。その理由は何なのでしょうか。
実は煎茶の場合、茶葉に含まれる成分や旨みが3煎目まででほとんど抽出されるのです。そのため、4煎目からは水色(すいしょく)は緑色をしていても、お茶のおいしさはほとんど残っていません。味や香りをしっかりと堪能したい方は、多くても3煎目までに留めておいて、新しい茶葉に入れ替えることをおすすめします。
5.徹底比較!1〜5煎目でお茶はこんなに違う
同じ茶葉でお茶を1煎目、2煎目……と淹れたとき、見た目や風味はどのように変化するのでしょうか。気になる方もいると思いますが、おうちで試すのは手間がかかりますよね。そこで編集部が実際に5煎目まで淹れて、1〜5煎目を比較しました!
【5煎目までの様子】
1煎目
甘みや旨み、爽やかさのバランスがよくておいしい!鼻を抜ける香りも抜群。
2煎目
1煎目よりもやや爽やかで、さっぱりとした飲み心地。
3煎目
すっきりとしていて口当たりがよく、香りはまだ残っている。
4煎目
味がかなり薄くなっており、わずかにお茶の風味を感じる程度に。
5煎目
ほとんど味も香りも感じられず、お湯に薄く色がついたかのよう……。
6.まとめ
おいしいお茶の淹れ方と、お茶は何煎目まで楽しめるのかをご紹介しました。一般的な煎茶の場合、茶葉は8g、お湯の量は150ccで温度は80度を目安に、蒸し時間は45秒。これで失敗知らずのおいしいお茶が淹れられます。
また、お茶は風味が命。そのおいしさを存分に味わうために、3煎目まで淹れたら、次からは新しい茶葉を使うことをおすすめします。
ここでご紹介した入れ方をぜひ参考にして、爽やかに香り、旨みあふれるお茶をおいしく淹れて、毎日のお茶時間をお楽しみください!