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水筒にお茶パック入れたまま持ち歩いてOK?注意点とおいしい淹れ方
2023.06.01
水筒にお茶を入れて持ち歩くことは、健康にも環境にも、節約もできて便利です。ただ、お茶パックを水筒に入れっぱなしでよいのか、その際に衛生面や味の品質が心配になる人も多いでしょう。
水筒にお茶パックを入れておくときの注意点とポイントをご紹介。また、水筒でのおいしい淹れ方と水筒の選び方をお教えします。
目次
1.水筒にお茶パックを入れたままにしても大丈夫?3つの懸念
水筒にお茶パックを入れて持ち歩く際に気になる3つの懸念点についてご紹介します。外でもおいしくお茶を楽しむために、以下のことを注意しましょう。
味が濃くなる・渋みが出る
お茶パックを入れたままにしている時間が長すぎると、水筒の中でお茶の成分が過剰に抽出され、味が濃くなったり苦みや渋みが強くなることがあります。せっかくのお茶がおいしくなくなってしまう可能性も。
水筒に入れたお茶はできるだけ早く飲むようにしたり、お茶パックを早めに取り出すと、お茶の風味をよりおいしく楽しむことができます。
お茶パックから茶葉が出る
水筒にお茶パックを入れっぱなしにしていると、お茶パックが破れて水筒の中で茶葉が散る可能性があります。これは、お茶パックが水筒の中で激しく揺れ動くことでおこりやすくなります。茶葉が水筒の中に広がると、口当たりが悪くなったり、飲みにくくなったりするだけでなく、水筒の洗浄が困難になることがあるので注意です。
雑菌が繁殖する
なにより心配なのが、水筒にお茶パックを入れっぱなしにしていると、雑菌が繁殖する可能性があることです。
お茶パックには、茶葉が入っているため、水筒の中で茶葉が腐敗することで雑菌が繁殖することが考えられます。また、お茶パックがひらいてしまった場合には、細菌やカビの繁殖を促進することにもつながるので気をつけましょう。
2.お茶パックを使ったおいしいお茶の淹れ方
水筒にお茶パックを入れたまま持ち歩く際のポイントを5つご紹介します。しっかり注意して楽しいお茶ライフを楽しみましょう。
❶渋みの少ないお茶を選ぶ
水筒にお茶パックを入れるときは、渋みの少ないお茶を選ぶことをおすすめします。お茶を水筒に入れた時間が経てば経つほど渋みが増してしまいます。そのため、味が変わって飲みにくくなってしまいます。
渋みの少ないお茶としては、かぶせ茶や茎茶などがおすすめです。かぶせ茶は、収穫前に茶畑を覆い、光を遮って育てたお茶で、アミノ酸やテアニンが増えて甘みや旨みが特長のお茶です。茎茶は、収穫したお茶の茎の部分を集めたもので爽やかな風味のものです。これらのお茶は渋みや苦みが少なく、すっきりとした味わいが特長です。
❷マイボトル用ティーバッグを使用する
マイボトル用ティーバッグを使用すると便利です。専用のものは、水筒の形状に合わせて長細くつくられており、お茶パックが破れたり、茶葉が水筒の中に散らばることを防ぐことができます。
さらに、マイボトル用ティーバッグは使い捨てできるため、衛生的にお茶を楽しむことができます。
❸水筒内を低温・高温に保つ
水筒内の温度を適切に管理することが大切です。雑菌は20度前後のいわゆる常温の温度環境がもっとも発生しやすいといわれています。
なので冷たいお茶はきんと冷やし、あたたかいお茶は熱湯でしっかり淹れましょう。そうすることで雑菌の繁殖を防ぐことができます。
❹当日に飲み切る
お茶を水筒に入れた場合、できるだけ早めに飲み切りましょう。水筒内にお茶を入れたままにすると、雑菌が繁殖する恐れやお茶の味や香りが劣化してしまうこともあります。
特に夏場などは、温度が高くなると雑菌の繁殖が加速されるため、朝入れたお茶はその日のうちに飲み切ることをおすすめします。
❺毎日しっかりと洗う
水筒は使用したら毎日洗うことが大切です。水筒には、飲み物に含まれる糖分などが付着しやすく、そこから雑菌が繁殖することがあります。なのでこまめな洗浄が必要です。
洗浄方法は、中性洗剤をつけたスポンジなどでしっかりこすり洗いします。水筒の奥まで洗える専用のスポンジもあるのでおすすめです。その後、十分にすすいでから、風通しの良い場所で乾かすようにしましょう。水筒の素材によっては、洗浄方法が異なる場合がありますので、取扱説明書などを参考にするとよいでしょう。
3.お茶パックを使ったおいしいお茶の淹れ方
水筒でお茶を楽しむのに最適なお茶パックを使ったおいしい淹れ方を、ホットとアイス、それぞれをご紹介します。
【ホット】お茶パックを後入れする
外出先でもホットのお茶が飲めるのが水筒のよいところ。ただし、お茶パックを入れっぱなしにすると抽出されすぎて味が濃くなったり渋みが出たりしてしまいます。
そのため、外出時には水筒にお湯だけを入れ、飲む直前になってからお茶パックをあとから入れることをおすすめします。こうすることで、水筒でも淹れたてのあたたかいお茶が楽しめるのです。
【アイス】濃い目に淹れて氷で急冷する
水筒でアイスのお茶を快適に楽しむつくり方を紹介します。まず、急須やポットでお茶をつくる際に、濃い目に抽出します。お茶を濃い目に淹れる目安としては、低めの温度のお湯で茶種の通常おすすめされている時間より少し長めの時間おいておくとよいでしょう。
そして水筒にたっぷりの氷を入れてその上から濃いめにつくったお茶を注ぎます。そうすると、氷によってお茶が冷やされ、さらに溶け出した氷によってお茶の濃さも調整されるのでおいしいアイスのお茶が楽しめるのです。
4.お茶パックを入れて持ち歩ける水筒の選び方
お茶パックを入れて持ち歩くのに最適な水筒の選び方をご紹介。4つのポイントに注意して水筒を探してみてください。
保温・保冷性が高い
水筒を選ぶ際には、保温性・保冷性の高いものを選ぶことが重要です。保温性に優れた水筒は、真空二重構造になっているタイプをおすすめします。
真空二重構造の水筒なら、熱伝導率が低く、外気温との温度差を緩和する効果があります。その中でもステンレス製のものなら、より温度をしっかり保つことができます。
また、保冷性に優れた水筒は、アルミニウム製のものは軽くて保冷性が高いため、アウトドアやスポーツに適しています。中には保冷剤を入れるスペースがあるものや、保冷剤が不要で保冷性が高いものもあります。
手入れがしやすい
水筒を選ぶときは、お手入れがしやすいものを選ぶのがおすすめです。たとえば、分解して洗える水筒や、口の部分が広く開くタイプの水筒は、洗いやすくて衛生的です。
また、簡単に洗える素材を選ぶのもポイントです。ステンレス製やアルミニウム製の水筒は、汚れがつきにくく、匂い移りも少ないため、手入れがしやすいです。毎日使う物、お手入れがしやすいものを選ぶことで、長く使い続けることができます。
自分に適した容量・重さ
水筒を選ぶときは、自分の用途や好みに合わせたものを選ぶのが重要です。たとえば、通勤や通学時には、持ち運びがしやすく軽量なものがおすすめ。
また、アウトドアやスポーツをする場合には、耐久性や保温性・保冷性の高さが求められます。
さらに自分がよく飲む飲み物に合わせた容量や口の大きさなど、細かいところにも注目すると良いでしょう。日常で使う水筒だからこそ、自分の好みやライフスタイルに合わせたものを選びましょう。
茶こし付き水筒もある
水筒には茶こしが付いているものもあります。これらの水筒は、お茶の濃さを自分で調整できたり、本格的な茶葉を使って外でもおいしいお茶を楽しめたりします。また、お茶パックではなく茶葉を使うのでお茶代を節約することもできます。
5.まとめ
水筒にお茶パックを入れておく場合、以下の3つのことが心配されます。それは❶水筒の中でお茶の成分が過剰に抽出され、味が濃くなったり苦みや渋みが強くなること。❷お茶パックがひらいてしまう可能性。❸長時間放置することで、雑菌が繁殖してしまう危険性です。
これらのことを留意して水筒でお茶を楽しむポイントがあります。まずは渋みの少ない、かぶせ茶や茎茶などのお茶の種類を選ぶこと、またはマイボトル専用のティーバッグを使用することです。そうすることで、お茶の味わいが保たれます。
さらに、雑菌の繁殖を防ぐには水筒内を低温か高温のどちらかに保つことが大切です。また、1日以内、早めに飲み切ることと毎回しっかり洗って清潔に保つことも雑菌予防になります。
お茶の淹れ方も、ホットはあとからお茶パックを入れたり、アイスは濃いめに抽出し氷で急冷してつくるなど、おいしく安全に入れるコツがあります。
これらの注意点を守ることで、水筒でおいしいお茶を安全に楽しみましょう。