おいしい和紅茶の秘密は「合組」にあった!茶師による品種のブレンドとは
2026.02.01

豊かな香りとまろやかな旨みが特長の和紅茶。中でも「森からの和紅茶」の「はじまり」の香りの高さは格別です。「はじまり」のおいしさの秘密は、日本茶づくりで培われた熟練の茶師による合組の技にありました。2つの品種をブレンドしたおいしさに迫ります。
1.おいしい和紅茶の秘密、それは茶師による「合組」!

宇治田原製茶場の和紅茶ブランド「森からの和紅茶」が持つ、豊かな香りとまろやかな旨み。その味わいの核となっているのが、日本茶づくりの現場で長年培われてきた「合組(ごうぐみ)」という技です。
合組とは、異なる複数の茶葉を組合せることで、香りや味わい、飲み口の方向性という、いわば“お茶の性格”を決めていく工程のことです。単一の品種だけでは表現しきれない奥行きを生み出すために欠かせない、茶師の経験と感覚が問われる大切な仕事です。
「森からの和紅茶」では、この合組を前提に茶葉を選び、やさしくも記憶に残る一杯を目指しています。
2.【ごこう】宇治生まれの香りが特長の品種

「森からの和紅茶」ブランドの「はじまり」で合組に使われている品種のひとつが、「ごこう」です。京都・宇治で生まれた、日本茶の中でも比較的珍しい品種です。
ごこうは、日本茶の玉露に使われることの多い品種で、ふくよかで余韻を残す香りと甘みのある旨みを持つのが特長です。主張しすぎず、それでいてお茶全体の骨格を支える力を備えています。そのため、他の品種と組合せることで、より表情豊かな味わいを引き出すことができます。
「はじまり」では、このごこうの持つ穏やかさと深みが大切な役割を果たしています。
3.【さえみどり】お茶業界のプリンス!美しい色の品種

もうひとつの品種が、「さえみどり」です。1990年に新しく生まれた品種で、お茶業界の世界では「プリンス」と親しまれている存在です。その由来は親に持つ品種が「やぶきた」と「あさつゆ」というとてもメジャーな種類のためです。
さえみどりは、華やかでクリアな香りをしていて、口に含んだ瞬間の味わいが爽快で口当たりがよいのが特長です。
このさえみどりを合組に加えることで、和紅茶らしいやさしい味わいとお花を思わせるような香りの立体感が生まれます。
4.ブレンドが生み出す華やかな香りと甘み

ごこうの余韻を残す香り・旨みと、さえみどりの美しい色と上品な旨み。このふたつを茶師が見極め、最適なバランスで合組することで、「森からの和紅茶」の「はじまり」ならではの味わいが完成します。
立ち上る香りはふくよかで、まるで野山に咲くお花のようです。それでいて、飲み進めるほどに、やさしい旨みがじんわりと広がり、すっと鼻の奥から抜けていくあと口までおいしさを感じてもらえます。
合組によって両者が調和し、最後まで心地よく楽しめる一杯に仕上がっているのです。
5.まとめ
「森からの和紅茶」のおいしさは、偶然生まれたものではありません。日本茶づくりの現場で磨かれてきた合組の技と、品種それぞれの個性を深く理解する茶師の目。その積み重ねが、香り高く、まろやかな味わいを生み出しています。和紅茶にはそんな日本茶の知恵がしっかりと息づいています。
