徹底した肥培管理のもと、収穫前の２０日以上は、覆いをして日光を遮り、しっかり甘みを蓄えさせる玉露。手間ひまがかかる分、生産量は全体のわずか５％に満たない希少品。その出物である玉露粉茶となればさらに希少ですが、手頃な値段で濃厚な旨みが楽しめるとあって、高い人気を誇ります。一煎目から三煎目までは湯冷ましの湯で甘みを、四煎目は熱湯で爽やかな香味をお楽しみください。

おいしい淹れ方
茶葉８ｇを急須に入れ、４０度ほどに湯冷まししたお湯を５０ｃｃ（茶葉がひたひたになるくらい）注ぎ、約３分蒸らしてから最後の一滴まで注ぎ分けてください。